既存杭引抜工法(アポロン式オーガーケーシング工法)
自機のみで組立分解可能で、吊り下げ式リーダなので作業半径が大きく取れ、狭い現場にも対応可能です。
地盤に対する影響を最小限に抑え、迅速・効率的な工事が可能
クローラクレーンまたはラフタークレーンにリーダー、減速機(オーガー)、杭抜専用ケーシングを装着します。杭周を削孔し既存杭と地盤との縁(摩擦)を切り、杭抜専用ケーシングを引き上げた後に杭を直接抜く工法です。
PHC杭・現場造成杭(場所打ち杭)・鋼管杭・摩擦杭・H鋼杭等の幅広い杭の種類に対応できる工法であり、杭抜専用多滑車を併用すれば直径2m程度、杭重量200t程度までの既存杭の引抜きに対応が可能です。
特徴
- 振動・騒音の少ない工法ですので、街中での施工に適しています
- ケーシングを継ぎ足すことにより、50mクラスの杭を引き抜くことができる
- バックホー式、リーダーレス等、現場条件に応じて様々なニーズに対応できます